cmsの種類

cmsと一口に言っても、複数のタイプが存在します。大別するとオープンソース型のもの、製品版のものがあります。個々に長所と短所があるため、特徴をよく把握したうえでどのタイプのcmsを導入するのかを決定することが大事です。

まずオープンソース型のcmsですが、簡単に導入することが可能で、費用もあまりかかりません。普及しているオープンソース型のcmsの場合、常に最新のバージョンに更新していればある程度のセキュリティ対策が行えます。また、広く普及しているものの場合は構築が行える技術者が多数いるため、外部に依頼することも可能です。ただし、セキュリティ面で特に開発が遅いcmsの場合は不安があることや、希望通りの機能が充実しているわけではないことが短所としてあげられます。

次に製品版ですが、導入時に大体の機能が整った状態で構築されるため、公開までさほど時間を要さないこと、オープンソースと比較してサポートを受ける機会に恵まれていること、たいていは管理会社があり安心感があること、ソースコード非公開のcmsであれば安全性が高いことが長所としてあげられます。ただ、オープンソース型のcmsと比較してコストがかかること、製品のため柔軟にシステム変更をすることができない可能性があること、機能の追加を行なえないケースがあることが短所としてあげられます。

その他の長所と短所

まだまだcmsには長所といえるような点があります。別のページで取り上げた長所は編集を行う上でのものでしたが、ここでは運用する上での長所をあげていきます。たとえば、Webサイトの管理や更新を複数の人間で分担して行うことが可能になります。その中でも、担当者によって管理や更新が行える部分の権限の割り振りをすることも可能です。

内容の変更時にも、更新履歴が残ることで、トラブルが発生した場合もすぐに直すことができ、誰に責任があるのかもはっきりします。また、指定した時間に更新することが可能であるため、時間に縛られることもありません。そして、サーバーなどをまとめることにより、運用で生じるコストを削減することも可能です。

非常に多くの長所があるcmsですが、短所がないわけではありません。決して難しくはないものの、cms自体を操作するための知識や技術を習得する必要はあります。また、すでに公開しているコンテンツがある場合には移行のための時間と手間がかかります。さらに、cmsを導入すること自体のコストが発生するという短所もあります。そのほか、ある程度のレイアウトが統一されていることで、自由自在にデザインできるわけではないということも短所の一つとして含まれます。

cmsの長所

専門知識や専門技術を必要とせず、簡単にWebサイトの作成を行うことが可能な点がcmsの長所の一つです。特別な知識を持たなくても外部の業者に作業を依頼することなくサイトを運営していくことが可能であり、時間や手間、費用といったコストを少なくすることもできます。文書作成ソフトや表計算ソフトを使用する程度のパソコンスキルがあれば十分に取り扱うことができ、複雑な作業を要さない分、編集時に生じるミスも少なくすることができます。そのほか、インフォメーションなどの更新の反映が自動で行われるということも、cmsの大きな長所です。

また、デザインに関する長所もcmsにはあります。cmsを導入することによって、Webサイト全体のデザインがバラバラになることがなく、統一感が出ます。デザインの変更自体も容易にすることが可能です。また、デザインとコンテンツの更新作業がわかれているため、作業の分担がしやすいところも長所といえるでしょう。

そのほか、検索エンジン最適化という意味のあるSEO(Search Engine Optimization)に関する長所もcmsにはあります。SEO対策をしないと検索エンジンでの上位表示はされませんが、cmsはWebサイトの内部構造がはっきりとしているため、SEOでは有利とされています。

cmsって何?

Webサイトを製作して運営を行っていくにあたり、今多く取り入れられているのが「cms」です。cmsはContentsの「C」、Managementの「M」、Systemの「S」を取った言葉であり、シーエムエスと読みます。導入した経験が一度でもある人は当然、どういうものなのかご存知でしょうが、まだの人はcmsがなんなのかご存知ないという人もいることでしょう。このページではcmsとは何なのかを解説させていただきます。

cmsは前述したとおりContent Management System(コンテンツマネジメントシステム)の略称であり、従来は専門知識・技術を有する管理者しか扱うことができなかったWebなどのコンテンツを、そうでない人が容易に管理ができるように開発されたシステムのことをいいます。cmsを導入することにより、ページのレイアウトを決めたり装飾をほどこしたりといったことをする言語であるHTMLやCSSの知識や技術がない人でも、Webサイトのコンテンツを作成し、管理を行っていくことが可能です。cmsを使用しない場合のWebサイトの更新と比較して、更新作業が手軽であり、Webの構築技術を持たない企業であっても、外部の業者に委託することなくWebサイトを公開、運営していくことができるのです。

この点がすでにcmsを取り入れることの魅力の一つではありますが、その他にもcmsにどのような長所や短所があるのかをご紹介します。